交通事故における保険会社との示談交渉

交通事故の損害賠償交渉で、保険会社から提示された示談額は納得がいくものですか?

納得も納得。
このあいだ保険会社から提示された示談額、なんと中央ダイコン50本!ウハウハっす!

待って待って、練兎くん!

その納得って、どこから来ているの?

どこからって・・・

中央ダイコン50本ももらって、夢のようっス!うっひゃー!!

目の前のダイコンに目が眩んだらダメ!

よく考えて!ホントは100本もらえるダイコンを50本しかもらえなかったら、ダイコンを50本取り上げられてるようなもんだろ?

はっ!

じ、自分はダイコンのことそこまで真剣に考えていなかったかもしれないっス!

ハ、ハクビくん、、アンタ一体・・・

保険会社の示談金は裁判所基準とは乖離があります

保険会社から提示される示談金額は保険会社の独自の基準に基づき算定されたものであったり,自賠責基準であることが多く,訴訟時に裁判所が算定する賠償金額に比し低額であることが少なくありません。

裁判所では100払えという判決が出されるかもしれない案件で、50を提示しているかもしれないんだ。

それって、コオロギのはなし・・・?

違うっス!ダイコンっス!

そこはどっちでもいいよ〜!

不当に低廉な金額で示談する前に

しかし、交通事故は一生でそう何度も遭うものではありません。したがって、交通事故に関する十分な知識がないまま、保険会社の提示する金額で示談してしまう方も大勢います。

そんな人いるかなあ・・・ゲコ

・・・そんなウサギはいるっス。

・・・自分、ダイコンに対する考えが甘かったと痛感してるっス・・・

いや、交通事故示談で一度に手に入る高額な金額を示されたら納得してしまう人が多いのも事実なんだ!

交通事故の損害賠償請求権は少なくとも事故時から3年間は時効消滅しません。保険会社の提示金額が本当に適正な示談金額なのか、専門家の判断を受けてから示談しても遅くない場合がほとんどです。

一度お電話をいただき、正当な示談金額や交通事故損賠賠償に関する正しい知識を得てから示談締結するかしないかを決めていただいても遅くはありません。