練馬駅1分の法律事務所の取扱業務のうち一般的な法律事務に関するサイトです。  お問合せは 03-6915-8682 か メールフォーム をご利用ください。

  1. 刑事弁護
  2. 11 view

刑法総論:論点:責任:期待可能性

期待可能性

①期待可能性:責任は、行為者に対する非難可能性である。この内容としては、規範の問題を理解できたことや、規範の理解にしたがって行動する能力を有していたこと(以上責任能力)、規範の問題を理解できるとして、規範の問題に直面する機会を与えられていたこと(故意)などが、考えられる。これに加えて、客観的に国家が行為者に当該行為に出ないことを期待できたか(期待可能性)が、責任の要素として考えられる。
注1)すなわち、客観的に適法行為が期待できない以上、行為者を非難することは、困難である。

②期待可能性の判断基準:期待可能性の判断基準としてⅰ.具体的事情の下、行為者に適法行為を期待できたか否かをみる「行為者標準説」、ⅱ.具体的事情の下、一般人に対して適法行為を期待できたかを基準とする「平均人標準説」、ⅲ.具体的事情の下、国家は適法行為を期待できたのか、を基準とする「国家標準説」が対立する。すなわち、適法行為を期待できた主体を異にする。この点、期待可能性は行為者に違法行為を非難できるかの問題であって、行為者を基準にするべきと思われる。

刑事弁護の最近記事

  1. 刑事訴訟における判決の言渡

  2. 東京拘置所での面会について

  3. 富田林署から被疑者が逃走

  4. 警察署での面会の留意点

  5. 刑事訴訟における再審

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。