I2練馬斉藤法律事務所リーガルグラフィック東京 が運営する法律+視覚情報等のオウンドメディアです。  法律相談その他お問い合わせは 03-6915-8682 か コンタクトフォーム まで。

  1. 損害賠償
  2. 99 view

損害賠償請求において民事保全手続きを利用した場合の担保金について

交通事故の相手方などの損害賠償義務者が保険などに加入しておらず,将来的に訴訟を提起して強制的に賠償金を支払わせる場合に相手方の不動産などを仮に差押えるなど民事保全の手続きを利用する場合があります。このとき,裁判所から担保金を求められることがあります。

担保金の提供方法はいくつか種類がありますが,金銭を供託する方法を使うケースが一般的です。他に有価証券の供託や一定の銀行との間で支払保証委託契約を締結する方法など他の方法も存在します。つまり,一般的には相手方の不動産などを仮に差し押さえるなどするために,損害賠償請求権者が裁判所が定めた金銭を現金で供託するなどしなければならない場合が存することになります。

もっとも,担保金は,本案で勝訴した場合つまり,相手に対して訴訟を提起して,損害賠償請求権の存在が認められた場合,取り戻すことが出来ます。つまり,民事保全法4条2項が準用する民事訴訟法79条1項により,損害賠償請求権者が本案で勝訴したことを原因として裁判所に対して担保取消しの申立を行い,裁判所から供託原因消滅請求書を得ることで,例えば供託所に対して供託物払渡請求をするなどが可能になるのです。

このように,相手方に対して損害賠償請求訴訟を提起する見込みの場合など,民事保全手続きを利用し,担保金という負担を強いられるケースもありますが,通常本案訴訟で勝訴した後にこれを取り戻すことになります。

損害賠償の最近記事

  1. 原子力発電所事故に基づく損害賠償請求の時効等に関する特例法

  2. 原発事故に起因するふるさと喪失慰謝料の損害算定例「平成29年 9月22日千葉地裁判決 (平…

  3. スポーツ・レジャー中事故の損害賠償業務

  4. 無断駐車に920万円の賠償判決

  5. 女子受験生の一律減点問題

関連記事

運営法律事務所概要

I2練馬斉藤法律事務所リーガルグラフィック東京


練馬駅徒歩1分の法律事務所です。
IC法分野・リーガルグラフィックを特徴とし、一般的な法律問題も広く取り扱い実績があります。

一般取扱分野

一般的な法分野を取り扱っているほかに弊所に特徴的なIC法分野は特設サイトがあります。









民事訴訟

IC法務(特設サイト)

お問合せ

弁護士

東京弁護士会所属弁護士齋藤理央

フォローする

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。